2022年06月30日
2022年6月「何とかして役に立ちたい」から道は開ける
6月とは思えない暑さが影響して、電力需給ひっ迫注意報が
連日発令されています。もちろん、節電要請という制約は
できればないほうがいいですが、制約があるからこそ
工夫するという一面もあります。
電力に限らず、これからの時代は資源制約の影響が
大きくなっていくと私は考えます。私たちが扱う木材も
同じです。木材は再生可能な資源ではあっても、
資源量には限りがあります。質の問題もあり、
後から出てくる木材の質が以前より良くなることは
まずないといっていいです。
ますます強くなる制約の中でどうしたらよいか。
私は、「何とかして役に立ちたい」と考えて行動する
ことから道は開けると考えます。
「何とかしてお客様の役に立ちたい」
「何とかして仲間の役に立ちたい」
「何とかして周囲の役に立ちたい」
という思いから、どうやったら制約の中で工夫して
役に立てるかを考えて行動することが、将来への道を
開くのではないでしょうか。
制約の中で資源を最大限活用するためには、
きめ細やかさが必要です。今ある資源をどう使ったら
最大限に使えるか。どれだけ相手の立場で考えられるかが
お客様の印象を大きく左右します。天然資源に対して
恥じることなく、なおかつお客様に満足していただける
使い方を追求するのが当社の方針である
「木材の最大経済活用」です。資源制約が強くなる中でこそ、
「木材の最大経済活用」は欠かせないと私は考えます。
自分のことを思ってくれていると思う人には、
何かしてあげたくなるものですし、
「こんなことできますか」と聞いてみたくなるものです。
周囲から「こんなことできますか」がどれだけ引き出せるかが
その人の実力を表していますし、出てきたものに対して
どれだけ「何とかして役に立ちたい」と考えて行動できるかが、
その人の成長の原動力になるだけではなく、積み重なって
当社の将来を大きく左右します。
「何とかして役に立ちたい」という熱意は人を動かします。
小学校や保育所の現場で「特殊な形状の羽目板はできますか」
という要望にお応えしてお客様に喜んでいただきましたし、
当社の楽天市場店が多くのお客様から好意的なレビューを
いただいているのも、「何とかしてお客様の役に立ちたい」
という熱意の表れです。
これから制約が強くなる時代がきます。制約の中でも、
「何とかして役に立ちたい」と考えて行動すれば道は必ず開けます。
誰がやっても同じではないから、存在価値も面白味もあると考えて、
一緒に進んでいきましょう。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2022年06月30日
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